夜の10時から朝の６時まで休憩時間となっていて、交替で仮眠をとっています。
休憩時間中も通報があったらすぐに出動します。

仮眠の時も、出動に備えているので活動服や救急服、救助服を着て仮眠しています。

お弁当を持ってきたり、ご飯を作ったりしています。

役割によって色が分かれています。基本的にはブルーが消防隊、グレーが救急隊、オレンジが救助隊です。

「チームワーク」です。災害現場では、一人では何もできません。信頼できる仲間と協力することで災害を乗り越えることができます。

火災など災害はいつ起こるか分かりません。災害が発生した時に迅速に対応できるように様々な訓練や消防車の点検を行い、そのほかにも事務仕事や学校の避難訓練の指導などをしています。

最初に外国から輸入した消防車の色が赤色だったからという説や、赤色は注意をひく色であること、炎の赤を連想させ警火心を起こさせるなども理由のひとつと考えられています。現在は、国の基準で消防車は「朱色」と定められています。

最初に外国から輸入した救急車の色が白色だったからという説や、清潔なイメージにより白色になったという説があります。現在は、国の基準で救急車は「白色」と定められています。

防火衣は燃えにくい素材でできており、約500度の熱に耐えることができます。

ヘルメット、防火衣上下、防火長靴、防火手袋で約５ｋｇあります。更に火災現場で背負う空気呼吸器は約10ｋｇあるので、合わせて15ｋｇくらいになります。

すぐに出動できるように１分ぐらいで着ています。

ホース、はしご、空気ボンベ、救助用の道具のほかＡＥＤなどの救急用の道具もあります。車によってはたくさんの水が入っているものもあります。

消防車にのっている水や、近くにある消火栓や川、プールなどから水を吸い上げて使用します。

まず火遊びは絶対にしないことです。コンロやストーブなど火を使う時は、保護者の方と一緒に使ったり、使用中は目を離さず、使用後は必ず消したことを確認することが大切です。

できるだけ大きな声で「火事だ！」と叫び、近くの大人に知らせて避難しましょう。たとえ小さな火でも119番通報をして下さい。火を消そうと無理をせず、大人に助けを求めましょう。

いざという時、慌てず、落ち着いて避難ができるようにするためです。

昔は電話機がダイヤル式であり、急いでつなげるため、回す時間が短くて済む「112番」でした。しかし、間違い電話がたくさんあり、今の「119番」になったといわれています。

消防本部で行われる知識や体力の試験を受けて合格すれば消防士になれます。大切な街を一緒に守りましょう。

見学可能です。基本的に予約は不要ですが、出向や出動など業務の都合上ご希望に沿えない場合もありますので、事前に見学希望の消防署にお問い合わせください。

消防学校は、消防組織法第51条に基づき、県が設置している消防職員、消防団員の教育訓練機関です。栃木県消防学校は宇都宮市中里町にあり、県内各地の消防職員、消防団員が集まり教育を受けています。消防学校で同期生とともに臨む厳しい訓練や学校生活は、将来にわたり消防職員としての大きな財産となります。

消防士として採用されると、約６か月間、消防学校の初任教育に入校し、必要な知識、体力、精神力を身に付けます。入校中は、県内の各消防本部で採用された職員と寮での共同生活（土日、祝日を除く。）となり、規律の厳守、団体行動による協調性の向上、一つ一つの行動に自覚と責任を持つことの大切さを学びます。
その後も消防士として勤務しながら救急科や特殊災害科など専門的な知識を学ぶために入校します。
ほかにも消防大学校という全国の消防職団員が幹部としての高度な教育訓練を受ける国の機関もあります。

消防士の勤務は、平日の日中に勤務する毎日勤務と24時間勤務をする交替制勤務に分けられます。
毎日勤務は、平日の8時30分から17時15分までの勤務です。基本的に災害現場には出場せず、デスクワークがメインとなります。
交替制勤務は、8時30分から翌日の8時30分までの24時間勤務です。火災や救急等の現場活動を行う消防署での勤務や、119番通報を受ける指令センターでの勤務があります。

消防業務‐消防署の１日へ

消防職員の階級は、消防組織法に基づき消防庁長官が定める消防吏員の階級の基準を参考として、塩谷広域行政組合の規則によって定められております。当消防本部では、上位から順に消防監、消防司令長、消防司令、消防司令補、消防士長、消防副士長、消防士の７つの階級があります。

消防職員は、常勤の地方公務員として消防本部や消防署に勤務する職員です。消防団員は、普段は他に生業を持ちながら、災害発生時に自宅や職場から現場に駆けつけ、消火活動等を行う非常勤特別職の地方公務員です。

平成３年に救急救命士法が制定され同年８月に施行されました。法律の制定に伴い、特定の教育訓練を受け、国家資格を有した救急隊員のことを指します。救急救命士は電気的除細動、静脈路の確保、器具を使用した気道確保、薬剤の投与などの処置を行えます。

緊急用務の際は、一般道を80km/h、高速道路を100km/hの最高速度とすることが道路交通法に定められています。実際には道路や周囲の状況に合わせてその範囲内で走行しています。

「消防章」といい、雪の結晶の拡大図を基礎とし、これに日章を中心として水管、管そう、それに筒先から放出する水柱を配したものです。雪の結晶は、水、団結、純潔を意味し、消防職員の性状を表しています。水管、管そう、水柱は、消防の任務を完遂する機械と水を表し、日章は消防のありかた、すなわち、住民の太陽でありたいという願いが表されています。

救急隊が健康保険証利用登録したマイナンバーカードを活用し、傷病者の方の情報を正確に把握することで救急業務を円滑にする取り組みです。特別なカードリーダーから病歴などの情報を読み取ることが出来るので伝え忘れがなく、緊張下での親族や関係者の方の負担を軽減し適切な応急処置や病院選定を実施することができます。

お近くのホームセンターや通信販売、消防設備業者から購入することができます。

消火器は一般廃棄物として処分することはできません。購入したホームセンターや消防設備業者に問い合わせてください。なお、消防署で回収や処分はしていません。

業務用消火器は法令で定められた消火器で、工場や事務所、不特定多数の方が利用する事業所等に設置されており、本体は主に赤色、また「業務用消火器」と記されています。対して住宅用消火器は、一般住宅で使用しやすいように開発された消火器で、カラフルでデザインが豊富であったり、軽量で操作が容易などメーカーによって様々なものがあり、「住宅用消火器」と記されています。

見える範囲で、外観に関する点検（本体の破損や腐食、レバーの変形、損傷、使用期限が切れていないかなど）を行いましょう。

避難の妨げとなりますので、避難経路の障害とならない場所に置いて逃げてください。
また、避難の際は、燃え拡がるのを少しでも遅らせるため、燃えている部屋の扉を閉めてください。

平成21年6月からすべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられており、基本的には寝室と寝室がある階の階段上部に設置することが必要となります。
また本体交換は「設置から10年」が目安です。住宅用火災警報器は古くなると電子部品の劣化や電池切れなどにより、いざという時に火災を感知しなくなるおそれがありますので、定期的な点検をお願いします。

住宅用火災警報器ページへ

塩谷広域消防管内在住または在勤・在学している方で中学生以上の方が対象となります。事前打ち合わせが必要になりますので、最寄りの消防署にお問い合わせください。

救急関係講習ページへ

防火・防災に係るイベントへの協力や救命講習会、VR防災体験車による災害の疑似体験など色々あります。お気軽に最寄りの消防署までご相談ください。

火災となる原因は様々ですが、たばこ、たき火、こんろ、放火、電気機器による火災が多いです。

住宅防火対策ページへ

傷病者が２階以上で歩けない場合の搬送補助や直近の救急隊が別件出動中により、救急隊の到着が遅れる場合に少しでも早く傷病者に対応するため先に消防車が向かいます。これをPＡ連携と呼んでいます。

緊急自動車が緊急の用務のため運転するときは、サイレンを鳴らし赤色灯をつけなくてはならないと道路交通法により定められています。ご理解とご協力をお願いします。

平成７年の阪神・淡路大震災を教訓に、全国の消防機関相互の援助体制を構築するために創設された部隊で、当消防本部においても、消火小隊３隊、救急小隊１隊、救助小隊１隊、後方支援小隊２隊の計７隊を登録しています。
大規模災害や特殊災害が発生した場合において被災都道府県内の消防力では対応できないときに、消防庁長官からの出動の求めや指示により、各都道府県の消防本部が被災地へ応援に駆けつけます。これまでには栃木県隊として、東日本大震災、静岡県熱海市土石流災害、岩手県大船渡市林野火災に出動の実績があります。

緊急消防援助隊‐総務省消防庁ホームページ（外部リンク）

地震発生時に設定値以上の揺れを感知すると自動的に電気を止めてくれる器具です。地震による火災の過半数は電気が原因となり、感震ブレーカーには分電盤タイプ（内蔵型・後付型）、コンセントタイプ、簡易タイプなどがあります。